ご来院の報告(脊柱管狭窄症)

YA

工場で自動車関連の製品を作り続けて数十年。ずっと腰痛に悩まされてきました。数年前からいわゆる脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)と言う病気を患い毎日毎日痛みに耐えながら仕事を続ける生活を余儀なくされています。

脊柱管狭窄症と言う病気は背骨の中のトンネルを通る神経が圧迫される症状です。首から骨盤まで存在する背骨は全部で25個あり、その骨が積み上がって背骨を形成しています。その背骨の中にトンネルができており、そのトンネルが狭くなるために起こるもの。原因は様々ですが、高齢になり背骨と背骨をつなぐ靭帯が厚くなったり、背骨の一部が変形したり、また背骨の骨折による障害も多くあります。トンネル内が狭くなるとそこをを走る神経に直接圧迫が生じて、足のしびれや突っ張り感、歩行困難になることがあります。

Y・A様の場合は背骨の下の方(腰椎と呼ばれる場所)で神経圧迫が見られる足に痺れと突っ張り感が出ております。一年前は左脚に症状が出ておりましたが、骨格矯正と運動指導を行いすっかり改善されましたが、今年に入り右脚に同じような症状が出てきました。

仕事は休めず痛み止めの注射を打ちながら毎日を繰り返しています。原因は明らかで、症状軽減のためにはお仕事の改善は必須条件ですが、今のまま仕事を続けながら症状を改善できるようにチャレンジ中です。

脊柱管狭窄症で苦しい思いをして痛み止めやブロック注射でその場しのぎをされている方が非常に多いのが現状。病院に行って検査を受け薬を処方されても経過がなかなか改善されない方はご相談ください。安易な事では改善しませんが、原因がハッキリすれば自身の治癒力でも治る症状も多いです。

Y・A様の経過に関しては改めてご報告いたします。